こんにちはケンです
今日は以前に貯金に関する記事で出てきた失業給付金について説明します。
これを知っていると会社を辞めた後のお金の計画がある程度できる様になります。
失業給付金とは
失業給付金とは雇用保険金を1年以上収めた人が会社を退職した際に受け取ることができる給付金です。
給付金を受け取るにはハローワークで手続きを行います。
退職した理由が自己都合と会社都合で給付までの時期と給付日数が変わります。
会社都合で退職した場合
認定されてから給付にかかる期間:1ヶ月
給付日数:90日〜240日(年齢と被保険者期間による)
自己都合で退職した場合
認定されてから給付にかかる期間:3ヶ月
給付日数:90日〜150日(被保険者期間による)
どれくらい貰えるのか?
給付される金額は、職場をやめる日の直前6ヶ月分÷180日の50%〜80%が1日に支給される金額になります。(年齢と金額による)
例えば、月給25万円の人の場合は
25(万円)×6(ヶ月)÷180=8300円、これの50%〜80%は4150円〜6640円になります。
90日間の支給の場合は37万3500円〜59万7600円になります。
注意点
失業給付金を受けるには条件があります。
それは、すぐにでも再就職の意思があることが条件です。
ハローワークでの手続き後に求職活動を2回行う必要があります。
また、ケガや病気ですぐに働ける状態でない場合は給付金を受け取ることができません。
他にも、退職した翌日から1年以内に手続きを行わないといけません。
まとめ
失業給付金についてのまとめです。
- 失業給付金は会社を退職した人が申請することで受け取ることができる給付金のこと。
- 自己都合と会社都合で給付にかかる期間が違う
- 給付金を受け取るには求職活動を行うなどの再就職の意思がないといけない
会社を退職して申請してもすぐには支給されないのである程度の生活費を貯金しておかなければいけません。3ヶ月分あれば十分だと思います。
転職をしたいと思っていても転職先を探している間の収入がなくなるから行動に移せないと思っていてもこういった制度を利用すれば安心できますね。
参考:節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本(朝日新聞出版)
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